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ホーム >> 患者さんホーム >> 治療について >> 乳がんの骨転移の治療法/骨転移の進行を抑える治療法(ビスホスホネート)

乳がんの骨転移の治療法

骨転移の進行を抑えることを目的とした治療法(ビスホスホネート)

がん細胞が骨転移巣をつくり、病巣を広げるためには破骨細胞の手助けが必要です。
ビスホスホネートは、骨に結合しやすい性質があり、投与すると破骨細胞の中に取り込まれ、この働きを阻害します。通常、ホルモン療法や化学療法、あるいは放射線療法と組み合わせて用いられ、骨転移に伴う症状(骨折、骨痛、脊髄圧迫・麻痺など)の出現を遅らせたり、減少させる効果、骨の痛みを和らげる効果を目的とした治療法です。
ビスホスホネートは、4週ごとに1回、点滴静注します。外来での投与も可能です。
この他、骨転移が進行したときなどに起こる高カルシウム血症に対しても治療効果が期待できます。

骨転移の進行を抑える治療法(ビスホスホネート)
破骨細胞はがん細胞の刺激を受けて、骨を壊し、がん細胞が住み着く場所を作ります。
ビスホスホネートは破骨細胞の中に取り込まれて、破骨細胞の働きを妨害するため、がん細胞が骨に住み着けなくなります。

注意していただきたい副作用

【発熱】

副作用発熱イラスト
ゾメタを初めて投与した後、数日以内に38℃程度の発熱をすることがあります。発熱は通常、初回投与時に起こりマスク、2回目以降は起こる頻度が差があります。熱が高い場合は、非ステロイド性消炎鎮痛薬の投与で対処することができます。

【一過性の骨痛増強】

副作用骨痛増強イラスト
ゾメタを投与した後、数日以内に骨痛が一時的に増強することがあります。骨痛の増強は、発熱と異なり、投与回数に関係なくおこる可能性があります。これも、非ステロイド性消炎鎮痛薬の投与で対処することができますので、痛い場合には、早めに医師と相談して対処するようにしましょう。

まれに生じる副作用

ゾメタによる治療中に、まれに次のような副作用が起こることがあります。

【腎障害】

ゾメタの継続投与により腎障害が起こることがあります。腎機能の低下が認められた場合は、医師の指示に従って、適切な処置を受けるようにしてください。

【低カルシウム血症】

血液中のカルシウムが低下することがあります。著明な低下を認める場合には、カルシウム薬などの投与が必要となります。

【あごの骨壊死・骨髄炎】

ビスホスホネートでの治療中にあごの骨壊死・骨髄炎が起きたとの報告があります。今のところ、あごの骨壊死・骨髄炎の原因は明らかになっていませんが、抜歯など歯の治療を受けた患者さん、あるいは歯の治療中の患者さんは注意が必要です。その他にも科学療法やステロイド薬を併用している患者さんでも注意が必要です。

そのため、ゾメタを使用する前に虫歯などの歯科治療を終えることをお勧めいたします。またゾメタを使用している場合は、口の中を清潔に保つようにしてください。もしゾメタを投与開始後、歯の治療が必要になった場合は、その旨を担当医師とかかりつけの歯科医師に相談してください。

この他、歯ぐきの腫れや痛みなど気になる症状や変だと感じることがありましたら、医師や看護師にご相談ください。

この他気になる症状や変だと感じることがありましたら、医師や看護師にご相談ください。


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